どんな残像と生きるか
それは完全に
きみの自由。
この本やCDたちが
手に入れてくださった方の
暗闇の無口な親友になれますように。
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BEAUTIFUL WORLD
¥2,500
「BEAUTIFUL WORLD」 たとえば眠る前に 偶然ひらいたページの その街の、その時間で、 ぼんやりと。 1ページめくれば数千キロ移動する。 行き先は世界70ヶ所。 どこかへ行きたい時に。 どこへも行く場所がない時に。 この本を。 144ページ 写真と言葉。 旅はリスクと無駄。 言葉が通じない。電車が来ない。 食べもの屋はあたりかはずれか。。 でも、 リスクと無駄がもたらすものは、 こころがとろける 時間との予想以上の出会い。 そうやってハラハラドキドキして 自力で出会った一瞬を70シーン。
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白の詩集
¥2,000
いつまでも魂を あたらしい冬の冷気の中で 震わせていたい。 「白の詩集」
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青の詩集
¥2,000
57th book 「青の詩集」 青い写真と ふだんの投稿から 抜粋したことば、 フランス語のタイポグラフィ、 でこしらえた。 ふだんの投稿を気に入って いただいている方に 読んでいただけたら。
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クマ問答
¥2,500
満を持して、「クマ問答」発売。誰もが抱く子ぐまの疑問や不安に、クマが静かに答えます。これを早く出せばいいのに、とよく言われたシリーズ。日々を、言葉と写真で必死に生き抜いてきた軌跡。 表紙は、ふじやしおりさん。以前の告知用の絵を、ご了解を得て、使わせていただきました。ほんとうにありがとうございます。 過去の投稿をまとめる際、過去の写真を見るのは苦痛でした。この頃みんな元気で、このひとともよく会ってたとか。でもその痛みと悲しさがよい文学になりました。できた時、重厚な充実感がありました。 この対話シリーズは日々のつらさになんとか決着をつけるために自分のために書いていました。ことばと創作に最後の救いを求めた自力の格闘の記録。手にしてくださる方の日々にもちいさな救いになりますように。 動物にシリアスなことを語らせるのは、発明かな、と密かに思っていて、寓話化されて、可笑しみもあり、言いやすく、伝えやすくなります。絵本作家出身だからでしょうか。大人の痛みの絵本のようなものになりました。 2017年にこの形式を思い付いて、投稿して来ましたが、本に入ったのは70編ほど。まだ半年強分。この本は、第1集で、10集くらいまで続きそうです。 文庫サイズ 144ページ 70の問答と70の写真。 フルカラー。
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鍵のかかった庭
¥3,000
土からつくった ロマンティズム。 10年分の庭の美しい瞬間と 庭から生まれた言葉。 「鍵のかかった庭」 その家族は黙って どうロマンティックに 現実にあがらったか。 本でその残像に鍵をかけ 永遠の秘密にした。 手のひらに いつも光と風の庭を。 ************ 庭は、幸せと似ていて あると思えばあるし ないと思えばない。 生きるうえで大事なのは 実際のありなしより 眠る時のまぶたの残像で そこに豊かな庭が広がれば その庭はある。 この本の庭が どんな闇の奥底でも 豊かにまぶたに ひろがりますように。 ************ 庭は季節によって、さらに一刻一刻表情がちがう。一瞬の良い瞬間が多々ある。時より庭に来ていただいて、もどかしいのは、すべてを見ていただけないこと。この本は、その良い瞬間を10年分の中から選んで一冊にした。本はこうゆうことができる。 さらに、この10年は親が急に老いて行く10年だった。写真を見返しながら、それを受け止めた。しかし、どうだろう、この庭は。わたしの表現の核にある、生命力とロマンティズム、は、ずっと一緒にいる庭から教えられた。つまり庭をつくってきた両親から。 「鍵のかかった庭」 A5サイズ、144ページ ************ note 庭は40年ほど両親がつくっていて、本格的に手伝いはじめたのは、この10年くらい。それまでは当たり前すぎて、あまり意識していなかった。SNSに庭の写真を載せて反響があることで、庭に意識がゆき、さらに、ハードな出来事がいくつかあり、庭に救われるようになった。 生と死のサイクルを身体に感じ、土に根ざして暮らすこと。社会が入ってこれない秘密の内面を持つこと。年齢を重ね、いろいろな目にあい、喉が渇き身体が水を求めるように、庭を植物を切実に求めるようになった。 もうひとつ庭に興味が深まったのは、庭づくりの新しい価値観に出会ったこと。おそらくこの20年くらいで、日本の世の中的に庭づくりの概念がすこし変わった気がする。ターシャテューダーの影響も大きい。それまでのちいさな花壇のブロックごとに花を植えるような近視眼的で、いわるゆる園芸的なものに対して、敷地を俯瞰で見てパレットのように風景を描く、メドウ(草原)や野原のような庭づくりには、とても興味がわいた。 たぶん、幼少期に育ったやまなしの祖父母の庭がそんな庭だった。祖父が画家だったことも要因かな。また、うたをつくるとき、たびたび思うは、イギリスの草原のような風景だったするので、遺伝子の記憶でもあるのかもしれない。そういう意味では、興味より、回帰かもしれない。 海外からいくつか庭師の本も取り寄せた。特にダンピアソンは、大好き。庭づくりを決定的にやりたくなったきっかけは、両親をつれてまわった北海道ガーデン街道めぐりだった。上野ファーム、紫竹ガーデン、十勝千年の森、真鍋庭園、六花の森、十勝ヒルズ、大雪森のガーデン、風のガーデン、8つのそれまでにない、風景をつくるガーデン、を目の当たりにした。 帰っていくつか庭づくりを変えた。 常緑で庭の見栄えづくりには便利だが、風景を分断させてしまうこんもりとしたツツジを大量に間引き、風景を連続させた。父が成功させていた、春から初夏のノースポールの面積を増やすため、土を新たに掘り返し、一面の野原を目指した。さらに、俯瞰でみたときの花の色味をしぼり、繊細な色味のものを探した。 市場でなく普通のひとが買える苗や種の種類もこの10年くらいで、ビィオラやチューリップなどより繊細なものが増えた。 本にしたこの10年は、いろいろなことが重なり、結果的に最高のかたちになった10年だった。共稼ぎだった両親が定年退職し、さらに庭に打ち込め、より手が入れられたもこの10年だった。 庭自慢になってないかという懸念はいつもある。ただ、両親も老い、自分も歳を重ね、相続税の問題もあり、いつまで維持できるか、という喪失の恐怖ともいつも一緒。 だから、写真に捉えて、本にした。大切なもの、いつまであるかわからないものを、恐怖と感謝をもって切実な気持ちで本にした。庭というより、家族や自分の年月を集約した。だから、この本は異様な濃度がある。付け焼き刃ではできないことだけが詰まっている。 庭の日常的な手入れ、花、枝の間引き、草取り、消毒、水やり、伸びるつたに合わせて支柱への紐の巻き位置を変えるなどは、ほぼ両親がやっているのでわたしはうしろめたい気持ちで写真を撮り、文章を書いている。でも、この距離が、この焦燥が、写真と文章の濃度を上げている気もしている。どっぷり庭師になっていたら、たぶん、写真も文章も必要としていない。 鍵のかかった、というタイトルの意味はふたつ。鍵をかけて永遠に大切にすること。そして、ハードな現実にとりくむために、社会が入ってこれない鍵のかかった秘密の内面を持つこと。 わたしはおそらく多くのものを失っても、すこしの花を生けると思う。ごく自然に。救いのように。 この本を受け取っていただける方にとって、この本が、秘密の内面になりますように。それを、眠る前に、病院の待合室で、静かな休日のカフェで、どこでも開いて、その中ですごせますように。本の中ではいつでも光がうつろい、四季がうつろっています。変わることなくみずみずしく。
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野うさぎ詩集
¥2,500
だれでも こころの奥に みたことのない森があり そこで野うさぎの女の子が 静かにすごしている。 みたことのない自分の中の森へ。 「野うさぎ詩集」 野うさぎの女の子は こころが折れた子たちを連れて 森の学校で授業をした。 鳥笛の使い方。 ヘビイチゴの見分け方。 白鳥とお昼寝の仕方。 レンギョウの中への隠れ方。 木ぎれの杖の探し方。 ドーナツのほおばり方。 帽子へシロツメグサのつけ方。 布を重ねる敷き方。 詩集占いの仕方。 四つ葉の見つけ方。 「野うさぎ詩集」 A5 スクエアサイズ 144ページ hp https://nousagishishuu.amebaownd.com/
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dryad
¥2,500
血とこころだけで つくった本「dryad」。 感じのよいだけのものは ひとつもない。 なじみの森。 地に根ざし冷気にうたう精霊。 むかしからしてるあそび。 花冠は生きるために。 過去も未来もない。 ここにだけいればいい。 蔦のちぎれない強さ。 いのちのちぎれない強さ。 あなたがうまくいかないときも 疲れ果て嫉妬と悪意にとらわれ わるいことだけを数え 気づけないときでも。 奥の奥の奥の奥底では 黄金色の音楽が続いている。 「dryad」 時間をかけてつくった。 思い残すことのないものができた。 「魔女の帰郷」から続く 自分のテーマ、 ひとの中の自然と生命力について 写真と文章で語れた。 最初に見ていただいたしおりさんが このようなご感想をくださった。 〝心の深くに浸透してゆく 新しい神話〟 cast ふじやしおり photo,note melancolia storytelling flower コトリ花店 写真70枚 短篇22篇 144ページ 文庫サイズ。
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眠る前になでる本。光に透ける魔法付き。
¥3,500
melancolia storytelling 眠る前になでる本。光に透ける魔法付き。 トレーシングペーパーを多用し製本した写真詩集。 この本の最大の特徴はトレーシングペーパー(半透明の紙)の扱い。通常トレぺは、本の最初と最後のページなど、部分的に「装飾」として使われることが多いのに対し、この本では、「本編」として文字頁よりも多く使っている。 全ての写真をトレペに印刷して光に透けるようにする、と決めたものの、写真は「装飾」ではなく「本編」にしたかったので、どれだけきれいにリアルに印刷で再現できるか、かなり不安だった。 サンプル版を見てびっくりした。美しい。日本の印刷技術って凄い。 特に真ん中の見開き頁の、薄暮の薔薇の写真は、トレペの質感とも相まって、なんともまろやかな存在感が出た。そう、存在感。写真や色味や言葉ではなくて存在感のある本をつくりたかった。 一緒にいるだけでいい。たまに話すだけでいい、話さなくてもいい。たまにけんかする。仲直りする。一緒に旅に出て一緒に眠る。そんな本をつくれた。 そして、あのなんともまろやかな薄暮の薔薇を、距離や時間を越えて届けることができる。この光をはらんだ本があなたの無口な親友になることを願って。 全編、写真が印刷されたトレーシングペーパーと詩が印刷された普通紙を交互に綴じた特殊製本。 サイズ:A5 特製BOX 竹内紙器製作所 ご感想モーメント https://twitter.com/i/events/862153779923132417?s=21
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コナフェ詩集
¥2,500
読み終えると 甘い思い出がひとつふえる。 文庫サイズ 144ページ 写真と短編 コナフェ詩集について コナフェさんは、 コトリ花店さんと草舟あんとす号さんの 間にある焼き菓子屋さん。 この3店舗を訪ねるひとは、 のんびりとそれぞれのお店でお話をしたり、 花を本をお菓子を手に入れ豊かな時間を過ごす。 ある時わたしもコナフェさんでお話しながら お店にある外国の写真集を見せてもらった。 こうゆう風な撮り方いいですよね、と お話しているうちに、本をつくりたいですね ということになり、それからちょくちょく 本のお話をするようになった。 わたしもお気に入りの料理の写真集をお持ちしたり。 そうゆう過程はとても純真な時間。 撮り方で心がけたのは、自然光で撮る。 外で撮る。お菓子を寄りで撮って カタログ的に紹介するのではなく 引きで撮ってお菓子がもたらしてくれる豊かな時間をとる。 その際にお花はふんだんに用意する。 お花は、コトリ花店さんに、参考にしていた写真集をお見せし、 各花瓶に生けてもらった。 花束は、自分で花瓶に生けるとすこし残念になることがある。 コトリさんの近所のお客様には花瓶を持って来て 生けてもらうひともいるらしい。 結果、あまり見たことのない お菓子の写真集ができた。 読み終えると 甘い思い出がひとつふえる。 多くの方の協力とコナフェさんとわたしの 純真でできた。 いくつか入っている短篇のひとつには コナフェさんがお菓子をはじめた きっかけも盛り込まれている。 どんな時も、その時間になったら 美しくて、美味しくて、ほっとする お菓子とすごそう。 人生には甘い時間が許されている。
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幻想短篇小説集
¥2,500
日々つらい時、眠れない時など、 短編を書く。おとぎ話のような。 書き終えると少しすっきりして眠れる。 不思議。創作は、その日の切実なおくすり。 6年間、自分が切実に必要とした おくすり短編を70編。 日々を生きるためのおとぎ話集。 「幻想短編小説集」。 必要な方のお手元に届きますように。 42作目の新刊 「幻想短篇小説集 Recueil de nouvelles fantastiques」 現実を生きるための幻想。 表紙は 林緑舎、はしながようこさん 図案から考案された草木染めの刺繍。 嵐の夜に、つくりながら、 静かに思った。 これは、自信作だな。 学校の教科書にして欲しいな。 snsで連載している 詩の学校 小箱の贈り物 世界の果てのある街 冬の辺境と冬の旅人 の各シリーズと その他の短篇を、70篇収録。 これ、とてもよくできたから 中学の時に、気に入って もらっていた国語の先生に お贈りしたい。 自分の発想力と文章力の 身体性のようなものを 気持ちよく発揮しきれた。 本当は、幻想、というより 古くから伝わり、 羊飼い達が語り継ぐ神話。 もしくは、うたい継がれる 紡ぎうた。 大地と季節と暮らしから わきたつ物語とうた。 そうゆう原初で 根源的なものがずっと つくりたい。 であるなら、 この、はしながようこさんの 図案と刺繍は 欠かせなかった。 144ページ 文庫サイズ
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魔女の帰郷 眠る前になでる本。光に透ける魔法付き。2
¥3,500
眠る前になでる本。光に透ける魔法付き2 魔女の帰郷 トレーシングペーパーを多用して 製本した本の第2弾。 若い魔女が帰郷する。 彼女は魔女であることを隠して 都会で普通の女の子として働いている。 彼女は魔女っぽい服や生活やきまりが嫌いだった。 そういうものとはもう縁を切ったつもりなのに、 彼女が仕事をすると 時々、魔法がかかったようだと言われる。 それは魔法ではなく私の努力なの、 と彼女は思う。 若い魔女は時々帰郷する。 生まれ育った魔女の森の魔女の屋敷に。 彼女はそこで思う存分静けさと 森の気配と冬の気配を楽しむ。 そして自分の魔女の血を感じる。 こんどは、と彼女は思う。 私の力が悪い方にはたらかないとよいのだけれど。 全編、写真が印刷されたトレーシングペーパーと 詩が印刷された普通紙を交互に綴じた特殊製本。 本編 魔女の帰郷 サイズ:A5:表紙+本文92P 文字44枚トレーシングペーパーカラー46枚 モデル、スタイリング、ヘアメイク、ワード chihiro フォト、デザイン、ワード melancolia storytelling 特製BOX 竹内紙器製作所 解説 草舟あんとす号 ご感想モーメント https://twitter.com/i/events/1069519354528583680?s=21
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マーメイドラグーン
¥3,000
やがて入江にたどり着く。 そして二度と帰れない。 マーメイドラグーン。 写真が撮りたいというより、 海をつくり出したい。 海流はあたたかく、 いのちの濃度は濃く、 根源的なリズムで ゆすられる。 どこまでも遠洋へ連れていかれる。 やがてうたが聞こえてくる。 それは、他の創作でも同じ。 海の中は静か。 懐かしいくらいに。 そうゆうことを毎作している。 面白くてしかたない。 デビットハミルトンに捧ぐ。 act 細畑理奈 写真と言葉 a5サイズ 144ページ
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時々、失くした羽が騒ぐ。
¥2,500
その日、撮影に来たのは 帰るつもりのない天使だった。
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viva la vida
¥2,500
Viva la vida Chigaya bakeryのちがやさんと 新しくつくった本。 ちがやさんが高校生の頃過ごした 小田原と、一号店の近くの 辻堂の海岸で撮影。 古民家リノベーションホテルは ちがやさんが選んでくれた。 古民家撮影というと アラキみたいな湿度の高いものに なりそうだが、 小津とエリックロメールを 掛け合わせものを撮りたいと思った。 結果的に、ちがやさんが やられている茶道の世界とも つながるストイックで 乾いたものが撮れた。 言葉は、いつも驚かされる ちがや語録を、散りばめた。 「その良さをわたしだけが 知っている、というのがいい」 ちがやさんの存在は独特だ。 ストイックで、強く、 同時に、幼女的な魔力もある。 美しい動物のよう。 海岸で着ているのは マヨルカ島で買った青の服。 誰もいない世界を進んでゆく 青い好奇心のようだった。
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アンナカレーニア 手紙
¥2,000
アンナカレーニア 手紙 短い時間だったが 表情、ロケーション、光 何もかもとても良いゾーンにまで ずっと踏み込めていた撮影だった。 なこさんがとてもに似合う シチュエーション。 最初、写真を見ながら物語を考えた。 けれども、写真を見て、 ヴァイオレットエヴァーガーデンを 見てから、すべて書き直した。 誰かが誰かを思う気持ちを書きたくなった。 そんなこと書けるのだろうか。 手紙もうまく書けたことがないのに。 いくつかの手紙を書いた。 最も純朴な作品かもしれない。 きっと、誰かが誰かを思うことは 進化しない。
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信じられる神話がひとつあれば
¥3,000
スタイリストの細畑理奈さんのおうちで、 細畑さんが、つくったお洋服と 集めたお洋服のスタイリングで 3時間で9着撮らせていただいた。 タイトルは 白いブラウスを30着集めてつくられた お洋服が、神をイメージした とのことから、 わたしの歌詞の一節を使った。 お部屋も独自の素敵な空間で スペインの大好きなインテリア誌 「アパルタメント」を意識して 本をつくった。 細畑さんの自作の服を 自作の空間で。 どこにもないものができた。 坂の上の小さな部屋の 無限の神話。 A5サイズ フルカラー 144ページ act,styling 細畑理奈 photo melancolia storytelling
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but beautiful
¥2,500
act,styling 細畑理奈 photo,layout melancolia storytelling 本は、写真とタイポグラフィーと余白 だと思っている。 それが、存分にできるようになった。 簡単なソフトに会えたのと 細畑さんがとてもアイコニックで グラフィカルだから。 ずっと、ファッション広告を 見るのが好きだった。 なぜか元気が出る。 大きなサイズでもつくりたい。 A5サイズ フルカラー 36ページ
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コバルト
¥3,000
原点のようなものをつくりたかった。 絵の好きな奈子さんが 防波堤でひたすら絵を描いている。 好きなことに没頭すること。 いのちが輝く様子。いのちの原点。 ルックバックと新海誠と奈子さんの掛け算のような。 原点だから、制服。奈子さんの学生時代の。 そして、わたしの地元の海。 撮影の日、奈子さんは、誕生日だった。 これ以上ない原点。そして誕生日の全能感。 文章は、奈子さんの 考え方がベースになっている。 いつも勉強になる。 奈子さんでなければできない作品。 同時に、コバルトの無限を原点に持つ わたしたちの作品。 act 前田奈子 photo,word melancolia storytelling A5サイズ フルカラー144ページ 写真と言葉
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ヴァンパイア
¥3,000
人間のやむにやまれぬ 血、業、宿命、のようなものに惹かれる。 それが強い物語、魅力、美しさの 根底になっていることが多いから。 ヴァンパイア、という題材は まさに、血や業や宿命とリンクする。 血や業や宿命。 それらは、悲しみだせばきりがない。 それらを受け入れ、愛で、 魅力にしている物語をつくった。 奈子さんには、 上品で、賢明で、まじめな側面と、 全開で生きているから いつ死んでもかまわない、 という振り切れた側面がある。 宿命を受け入れ、可愛く、強く、まじめに、 時に業のままに生きる、 新しいヴァンパイアが生まれた。 自分の宿命を静かに愛でる。 自分には価値がある、という宿命を。 act 前田奈子 photo,word melancolia storytelling A5サイズ フルカラー144ページ 写真と文字
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鍵のかかった庭 CD
¥3,000
この現実のお守りに。 「鍵のかかった庭」 CD 13年ほどの間につくった 初夏をテーマにした歌を29曲収録。 7インチジャケット。 写真の盤面。 歌詞と短編を収録した 36pのブック、 横長ポスター付き。 ライブでも演奏している 大事な曲をほぼ入れられた。 庭から生まれた 無造作な幻想。 濃厚な名刺と遺書ができた。 6年ほど前から庭の本は、迷わず 「鍵のかかった庭」というタイトルに 決めていた。同じタイトルで 初夏のうたを集めたCDを 出すのも決めていた。 ものづくりは、新しくつくる、 というより 最初から決まっているものに 会いにゆくこと。 なにかをあきらめて 好きのため息をつくこと。 「草原の一角獣」 https://youtu.be/USrUbrDv7Pk?si=Xpb5jqgOCLluwKRX 「dryad教会」 https://youtu.be/7vzY7AsyRtE?feature=shared
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すましたペンギンさんきょうだい
¥1,430
講談社さまから発売させていただいた 岡村志満子さんとの絵本。 「すましたペンギンさんきょうだい」。 手元に在庫ある分のみ こちらのshopで発売させて いただきます。
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violetta
¥1,500
2作目の小説。 「violetta」 16ページの素朴で可愛いがりがいのある ちいさな本。 フランス産の青い封筒に入れて お手紙のように小説をお届けしますね。 カードと おまもりのお札も一緒に。
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すみれ詩集
¥3,000
花に埋もれた隠れ家ですごす 女の子の一日。 動かない映画、 ことばのない写真のみの詩集です。 A5 サイズ 144ページ
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眠れる森
¥2,500
新刊のお知らせ。 「眠れる森」 コトリ花店さんという 存在の奇跡と 世の中には素敵なことも 必ずある、という事実が 遠く深く届きますように。 吉村眸さん、un jourさん melancolia storytelling が参加した展示「眠れる森」と un jourさんの夏至のキャンドル インスタレーションを収録。